赤本・黒本・青本・緑本違いを比較!
 教学社赤本vs河合塾黒本
駿台青本vsZ会緑本
共通テスト・個別試験



「赤本」「黒本」「青本」「緑本」どれを選べば良いか違いが分からない方のために、おすすめ度・違いを比較してみました
赤本黒本青本緑本違いを比較
赤本・黒本・青本。緑本違いを比較!
 教学社赤本vs河合塾黒本
駿台青本vsZ会緑本
共通テスト・個別試験
赤本

黒本
青本
緑本
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【赤本】って

「赤本」は教学社から発行されていて、下記のシリーズがまとめて「赤本」と呼ばれます。

「共通テスト問題研究シリーズ2025年版」は、
共通テスト本試験+プレテストを全て収録
共通テスト試行調査問題とオリジナル共通テスト創作問題で構成されている問題集で、新課程共通テスト試作問題も徹底的に分析してあり「共通テスト赤本」と呼ばれたりします。

例えば「英語2025年版」は

リスニングテスト+リーディングテスト:計20回分収載
思考力問題が満載の、共通テスト対策過去問集。
リスニングテストが10回分収録
6000語超の読解問題にも、対応

・共通テスト 本試験/追試験 計14回(これまでの共通テスト本試験・追試験収録)
・試行調査 計4回
・実戦創作問題 計2回
新課程試作問題を徹底分析
合計20回(リスニング10回・リーディング10回)

※実戦創作問題は,教学社が独自に作成した,共通テスト対策用の教学社オリジナル問題です。


「大学入試シリーズ」は、
大学別に発行されており、「○○大学赤本」と呼ばれたりします。例えば早稲田大学赤本や慶應義塾大学赤本などは更に学部ごとに発行されているものや 東北大赤本、北海道大学赤本など文系・理系に分かれて発行されているものもあります。発行されている大学が圧倒的に多いので、地方の国公立大学/私立大学の志望者が過去問演習をしようと思えば 必然的に「赤本」を選ぶことになります。
⇒国公立大学赤本 | ⇒私立大学赤本

●「難関校過去問シリーズ」は、
例えば東大の英語25カ年、一橋大の英語15カ年、早稲田の国語、などと大学・教科ごとに発行されており、 志望校の特定教科を数多く問題演習したい生徒にはおすすめです。なお、「難関校過去問シリーズ」は、毎年発行されるわけではありません。
⇒第何版が最新の「難関校過去問シリーズ」かチェック

●「新課程攻略問題集共通テスト赤本プラス」
「共通テスト赤本」は,出題そのままの過去問を多数掲載している“過去問集”です。 これに対し,「新課程攻略問題集赤本プラス」は,共通テスト対策として最適な良問を厳選した“重点対策問題集”です。 習った単元から勉強できるので使いやすく,いきなり過去問演習はハードルが高すぎると感じる場合や,弱点の克服をしたい時に最適です。

河合塾黒本

赤本
青本
緑本
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【黒本】って

「黒本」は河合出版から発行されていて、下記のシリーズをまとめて「河合塾黒本」と呼ばれています。

「大学入学共通テスト過去問レビュー」(通称河合塾共通テスト黒本) は、

大学入学共通テスト過去問レビュー2024年版掲載内容

●共通テスト:2021年度第1日程・第2日程、2022年度本試験(全科目)、2022年度追試験(地歴・公民各科目を除く)、2023年度本試験(全科目)、2023年度追試験(英語・数学・国語のみ)
●センター試験:14年度以降(物理基礎・化学基礎・生物基礎は16年度以降、地学基礎は15年度以降、地学および公民各科目は17年度以降)

前身の河合塾センター試験過去問レビューは赤本シリーズより解説が詳しいと定評があったので、赤本と迷うなら黒本の大学入学共通テスト攻略レビューシリーズを選択すれば良いと思います。

河合塾共通テスト総合問題集
河合塾共通テスト総合問題集は
・「黒本」の通称で知られる本シリーズは、河合塾の「全統模試」や「共通テスト過去問」を収録した問題集です。
・共通テストの出題形式・内容・難易度・時間配分などを総合的に分析した問題と、「どこが誤りか」「どこに注意すべきか」を詳細に説明した解説で構成されていますので、試験前の総点検に最適です。

●「河合塾入試攻略問題集
東京大学・京都大学・名古屋大学・広島大学・九州大学の「オープン模試・即応オープン模試」を収録したもので、表紙が紫色なので「河合塾紫本」と呼ばれたりします。
細かな採点基準まで掲載されているので、どういう部分に気を付けて答案作成するべきかの指針になります。

「河合塾マーク式基礎問題集」
河合塾マーク式基礎問題集は、「黒本」とは呼ばれませんが、各教科細かい単元に分かれているので、基礎力に自信のない生徒・苦手単元がはっきりしている生徒は、まず「河合塾マーク式基礎問題集」を仕上げてから、(問題量も多くないので数週間程度の比較的短い期間で仕上げることができます。)上記の「大学入学共通テスト攻略レビュー」、「河合塾マーク式総合問題集」と進めてもよいと思います。
河合塾黒本と赤本青本を比較
駿台青本

赤本黒本緑本違いを比較
【青本】って

「青本」は駿台文庫から発行されていて、下記のシリーズをまとめて「駿台青本」と呼ばれます。

●駿台「共通テスト対策過去問題集」(駿台共通テスト青本)
共通テスト過去問題集は2025年受験版の発売はないようです

駿台青本「共通テスト実戦問題集 2025年版」6月以降発売
駿台オリジナル予想問題問題5回分と共通テスト過去問3回分が収録。
※英語/数学/国語/地理歴史/公民は「試作問題+過去問2回」
理科基礎/理科は「過去問3回」

「大学入試完全対策シリーズ」(大学・学部別) は、
基本的に赤本と同じで、大学ごと(文系・理系別)あるいは、早稲田大学などは学部ごとに発行されており、「○○大学青本」と呼ばれたりします。有名どころの難関大学しか発行されていないので、青本で自分の大学が見つからないときは赤本を探すことになります。
ただし、解答解説は赤本シリーズよりも正確で詳しいという定評があるので、青本が発行されている大学志望者は、青本がおすすめです。

駿台青本大学入試完全対策シリーズ「実戦模試演習」は、
駿台の実戦模試過去問題集です。実戦模試のデータも掲載されているため、それぞれの大学志望者は是非挑戦しておきたいシリーズです。
「東京大学への英語・数学・国語・理科・地理歴史」「京都大学への英語・数学・国語・理科・地理歴史」「一橋大学への英語・数学・国語・地理歴史」「東京工業大学への英語・数学・理科」「大阪大学への英語・数学・国語・理科」があります。


●国公立大学二次試験対策、私立大学の対策に関しては、「駿台青本」が発行されているものは解説が詳しいので、まずはそれをお勧めします。
駿台青本が発行されていない場合は、「赤本」を購入することになります。
⇒国公立大学赤本発売予定 | ⇒私立大学赤本発売予定
Z会緑本

赤本黒本青本違いを比較
【緑本】って

「緑本」はZ会出版から発行されていて、下記のシリーズをまとめてZ会緑本と言われたりします

「Z会ハイスコア!共通テスト攻略」は、
参考書+問題集のイメージの1冊です。
まだ共通テスト実戦形式の問題を解くことに不安な受験生はこちらから始めればよいかもしれません。

Z会「共通テスト実践模試」は、
共通テスト対策問題集でシリーズ売り上げNo1がこのZ会「共通テスト実践模試」シリーズです。

2024年版も5〜6回の模試と2023年度共通テスト本試験・追試験の過去問題が掲載(理科、地歴は2022年度共通テスト)共通テスト対策問題集としては今年も人気となりそうです。

ただし、過去ののZ会共通テスト実践問題集と一部被っている問題もあるので、昨年版を購入済みの方は少し注意が必要です。

なお、Z会緑本シリーズは共通テスト対策のものになるので、個別の大学の過去問演習をしたい方は、

駿台青本シリーズ教学社赤本国公立大学教学社赤本私立大学を選ぶことになります。
【赤本・黒本・青本・緑本の違いを比較まとめ】

●共通テストに関しては、特に苦手教科はまずは 「黒本の大学入学共通テスト過去問レビュー」(河合塾共通テスト黒本) または「赤本の共通テスト問題研究シリーズ」で、 共通テスト過去問を研究しながらセンター試験過去問を含めて演習することで 穴の単元をなくしていくのがおすすめです。
高得点を狙いたい教科は、黒本の 「河合塾共通テスト総合問題集」 ⇒青本の「共通テスト実戦問題集」または Z会の「Z会共通テスト実践模試」もこなしていければ完璧です。もちろん、時間がない場合は全部でなくて構いませんが、少なくともどのシリーズでも1冊やりきることで、学習漏れ単元はなくなるはずです。

●国公立大学二次試験対策、私立大学の対策に関しては、 「駿台青本」が発行されているものは解説が詳しいので、まずはそれをお勧めします。
駿台青本が発行されていない場合は、「赤本」を購入することになります。
⇒国公立大学赤本発売予定 | ⇒私立大学赤本発売予定

【共通テスト対策問題集赤本・黒本・緑本の比較】は下記を参照ください

kasikoi.hatenablog.com