⇒令和3年度入試のボーダー予測・講評はこちらから 令和2年度/2020度平均点予測・講評 令和2年3月10日に行われた、令和2年度(2020年度)青森県立高校入試。 ※速報)問題並びに自己採点の様子からは、昨年度よりも解きやすい問題で平均点並びにボーダー点数はUPの見込みです。 (以上3/10記) ここ数年では、最も明るい表情の生徒の多い自己採点(希望者対象)となりました。 県教育委員会発表の5教科の平均点はここ3年間270点~280点台とある意味で落ち着いていましたが、今年の入試は、平均点が308.4点だった平成27年度入試に近い、あるいはそれ以上の平均点になっている可能性があると感じています。 ・数学では、大問2に規則性を問う対話形式の問題となり、少し慌てた生徒もいたかもしれませんが、しっかり誘導通り考えれば難しい問題ではありませんでした。昨年は難しかった最後の問題も、今年は基本から標準レベルの関数の問題となり、最後まで解き切れた生徒も多かったと思います。 昨年度の数学の平均点は44.1点でしたが、平成27年の平均56.8を上回る平均点になる可能性もあると思っています。 ・英語は「自分の住んでいる所の紹介」を20語で書きなさいという問題も、どこかで必ず練習したことがあるような問題でした。 大問4の英作文の「もし~なら・・・でしょう」という問題も、時制に気を付けなければいけないということもどこかで学習したはずです。 昨年の平均が54.4点でしたが5点程度はUPしているかもしれません。 ・理科は苦手な受験生の多い計算問題も、問題集等の例題や基本レベルに近いもので、きちんと学習を重ねた生徒にとっては解きやすく、昨年度平均点の47.0点よりも10点以上UPしてもおかしくない問題だったと思います。 ・国語と社会も取り組みやすい問題の印象で、昨年度平均点の60点と同程度か数点上の可能性があると思っています。 五教科総合点では、おそらくここ数年では一番高かった平成27年度入試の308.4点と同程度かそれよりも5点から10点程度高い平均点になっている可能性があると思っています。 ・今年度弘前高校は昨年度のボーダー点(365~375程度)より大幅アップで400~410点程度が最終攻防と予想。(内申点によっては久々に400点台で、涙をのむ生徒がいる可能性もあると思います。) ・今年度弘前中央高校は、昨年度のボーダー点(295~305)より大幅アップ360~370点近辺の最終攻防と予想。 ・今年度弘前南高校は、300点割れ近辺での攻防になっているのではないかと予想しています。 ・弘前実業、弘前工業は、いかにみんなが点数の取れた問題をしっかりとできたかが勝負。学科により今年は倍率がだいぶ異なるので一概には言えませんが、昨年度のボーダー点より各学科20~30点程度上の点数での攻防になっているのではないでしょうか。 ただし、例年「自己採点」と「開示得点」では思った以上に差がでる生徒も多いのが現状です。 (記述部分で、自己採点では0点にした部分に丸々点数がついている場合や、慎重な生徒が辛めの自己採点をしている場合などがあるのでしょう) 試験の結果は皆不安だとは思います。 今年はコロナ等の影響で先生そして仲間との別れを惜しむ機会が少ないのが残念ではありますが、桜咲く春はまもなくです。4月からの新しい生活を楽しんでくれることを願っております。 令和2年3月11日15:00 学習塾ネクステージ林憲広 ※2020/6/9記: 以下は青森県教育委員会から2020年度入試の平均点となります。 五教科平均点で312.9点というのは過去20年間で最高の平均点となりました。 ⇒令和3年度入試のボーダー予測・講評はこちらから
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