令和4年度/2022度青森県立高校入試難易度・平均点予測・講評 令和3年3月8日に行われた、令和4年度(2022年度)青森県立高校入試 ⇒令和5年度のボーダー予測・講評はこちらから 【コメント】 昨年度が過去最高の平均点(319.2)だっただけに、今年の入試はどういった難易度になるのかが注目でした。 各教科出題形式等に大きな変更はありませんでしたが、新課程の教科書で追加となった項目が散見されました。 例)英語の仮定法 I wish you could ~ 社会のエシカル(消費) 数学の四分位範囲 各教科基本的な問題の積み重ねではありますが、ところどころにやや解きづらい問題もあり、 昨年の五教科平均319.2点、一昨年の五教科平均点312.9点ほどは点数がとれていないのでは、 と思っていますが数十点平均が下がるという感触ではありません。 ・国語・・・昨年度平均点は66.8点とやや高めでしたが、今年も比較的解きやすく昨年度並みと予想 ・数学・・・問題の文章量がやや多めで、問題の意図を読み取れない生徒にとってはやや解きづらかったと思われます。昨年度平均点56.2点よりはややダウンと予想 ・英語・・・英作文の配点が減り、記号の配点が増えたため、作文が苦手な生徒は取り組みやすかったかもしれないが、昨年度の平均点が63.4点と高かったため、それよりはややダウンと予想 ・理科・・・作図やグラフの問題があり、苦手な生徒は解きづらかった印象。昨年度平均点が65.0点と高かったためそれよりややダウンと予想 ・社会・・・標準的問題が多かったが、やや解きづらい問題もあり、高かった昨年度平均点67.8点よりはややダウンと予想。 ●五教科平均では過去最高の昨年度平均点319.2点よりは15点~25点程度ダウンの点305~295点程度になるのではないかと予想。 〇弘前高校の昨年度ボーダーラインは410点程度だったと思われますが、今年はそれよりも5~10点下の395点~405点近辺が最終攻防ラインになっているのではないかと予想しています。 〇弘前中央高校の昨年度ボーダーラインは370点近辺だったと思われますが、今年は355点~365点近辺がボーダーとなるのではないかと予想。 〇弘前南高校は倍率が1.01倍と低かったため200点台の半ばの合格者も予想されます。 〇弘前実業高校、弘前工業高校は学科によって倍率がかなり異なるため、一概にはボーダーを予想することは困難ですが、昨年度よりは5~15点程度下の点数での合格者もでるのではないかと思っています。 例年、記述部分の自己採点を0点にしてしまう生徒など、自己採点結果と開示得点が大きくぶれる生徒もいます。 合格発表まで落ち着かないでしょうが、卒業式まで仲間や先生との最後の思い出を作ることができることを願っております。 ご卒業おめでとうございます。そして保護者の方も今まで本当にお疲れさまでした。 2022/3/9 学習塾ネクステージ林憲広 今後の更なる情報によっては更新・変更されることがあることをご了承ください。) 以下は青森県教育委員会発表2022年度入試の平均点となります。 五教科平均点で287.1で昨年の五教科平均点319.2点より32.1点ダウンとなりました。 ⇒令和5年度のボーダー予測・講評はこちらから
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